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容疑者X 天才数学者のアリバイのmylifeのレビュー・感想・評価

3.6
「容疑者X 天才数学者のアリバイ」を初鑑賞してみた。「容疑者Xの献身」の韓国リメイク作品。監督や主要キャストは誰も知らない状態。

と思いきや…先日観た「最後まで行く」のチョ・ジヌンが刑事役で登場していた。同じ刑事でも全然違う役柄やん。どうやら幅広い演技の持ち主のようだ。

ちなみに「最後まで行く」は韓国がオリジナル。本作は日本がオリジナルの逆パージョン。その違いなんかを楽しんでみたい。

そういや、アジア間のリメイクって割りと多いみたい。それぞれのお国柄を取り入れ、オリジナリティを盛り込んだ内容となっている印象でもある。

ところで「容疑者Xの献身」は好きな映画で5回以上は観ていると思う。だが、堤真一のあの冴えないようで何処か哀愁漂う雰囲気が出せるのかな。自分の目で確かめてみたい。

さてと、隣人宅にて殺人事件が勃発。まぁ、同じやんね。でも早速の違和感が。まるで、間違い探しのように気になるトコロが意外と多い。ふ~ん、娘ではなくて姪なのね。なんでかな、設定を変えているのは。

そして、湯川先生がいないパターンね。

天才vs天才の駆け引きがオモロイのに…ちょっと、その辺は肩透かしかも。数学教師であるソッコは間違いなく数学の天才なんやろうけど、湯川みたいなヒトから認められたような発言が無いので、どの程度の人物なのかは推し測れていない気がした。

とは言え、登場人数の人数を絞って、コンパクトに伝えているのは分かりやすいかな。『ガリレオ』ファンからすれば肝心の主人公が、いないので物足りないとは思うけど。リメイクとしては悪くはない出来だと感じたのである。
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