それが作り話であってもいい。真実を言い当てているならば。感動はそうして産まれる。ティモシーのように。
親は我が子を守る。子どもはちゃんと見ている。親を正当に評価しその愛の尊さを学ぶ。そして去って行く。涙を堪えて。それが自然の摂理だから。子どもが子どもでいられる時間は短い。だからこそ価値がある。そうした時間を時折設けてその切なさをかみしめよう。ティモシーが教えてくれたことを忘れないために。“やっと親らしくなれたのに”。二人なら大丈夫。諦めなければどんな奇跡でも起きる。
リリーとお幸せに!
1枚の葉がそよ風に乗って散って行くラストシーンのティモシーの残像がことのほか美しい!!