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ティモシーの小さな奇跡のRIOのレビュー・感想・評価

ティモシーの小さな奇跡(2012年製作の映画)
3.7
風が起こり大雨が雷が落ちて 隣で寝ていたはずの妻は消えて泥がシーツについている
誰かが家に侵入している 斧でも持って音がかかればホラーな始まりだけど☆the アメリカな笑顔と優しさだった

家族愛を濃密に描いているのではなく大人に何かを伝えるために訪れた少年
叔父さんはティモシーの事を胸いっぱいに吸い上げてました 怖
枯れ落ちた葉をスニーカーで隠すティモシーの心使いはドキッとする

こういう奇跡の話は嫌いじゃない
真っ先に思ったのは「まれびと」

折口信夫は他界から時を定めてやってくる存在で日本における神の原初的形態と言われてます 「神聖なる来訪者」の異形の姿の訪問神伝説がゲルマンやケルトにもある
実際に仮の姿で子孫に先祖が現れたって話は直で聞いた事もあって自分も知らないで使いに出されてても気づいていなかも…と思えた程 不思議なんだけれど普通に起こってる

そして何より全く思いがけないCOMMONが出てました ちゃんと貰っていた🍁
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