シリーズ二作目
子供の頃、家の近くで観光に来た関西弁の若者たちに道を聞かれたので教えてあげた
「え?お小遣い欲しないの?おとなしいんやなジブン…ありがとう!」と言われた
何年か前、友人が大阪でライブをやるというので東京から車で見に行った
路駐してコンビニで買い物していると、ちょっとヤンキーぽいお兄ちゃんたちが入ってきた
「表のクルマお兄さんの?なんかイタズラされとったで」みたいなこと言われて出てみるとそんな形跡はちっともなかった…これを友人に話すと「あぁ、そういうこという人いるいる」とのこと
なんかこう、カマかけたりすることで他人とコミットしようとする文化なんだなと思いつつ、外国にいるような気分になった
という大阪(関西?)独特の空気がこのシリーズのウリなんだけど…
主人公三人のうち田畑智子、仁科貴は京都出身ながら、坂口拓がしゃべらない設定ということもあって、シリーズのうちで一番薄口な印象
子供の頃の三人とおばちゃんのかけあい、罵詈雑言浴びせあいながらやってることはどこかあったかいとか、もちろんあるにはあったけど
子供たちがセリフ棒読みの前半が少しもたついたおかげか、大人になってからはギアチェンジして加速、最後は泣いてしまった
一作目(スコア 3.9)、三作目 (4.0 )にはさすがにおよばない出来だけど、凡作とはいいたくない作品
三作とも見てしまったから次なる大阪ディープな作品探さなきゃ