たけ

ワイルド・スピード EURO MISSIONのたけのレビュー・感想・評価

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シリーズ第6作。
宿敵であるFBI捜査官から仕事を依頼された逃亡中の主人公が、再びチームを結成し、ヨーロッパを舞台に巨大犯罪組織の壊滅に乗り出す。

監督は第3作以降続投のジャスティン・リン。シリーズを重ねるごとに話のスケールがどんどん大きくなっていき、今作ではさらに描かれている要素が多くなってきました。それだけに、これまでよりも少し話のまとまりがなくなってきた印象は否めません。

アクションシーンについても、前作までと比較してカット割りがとても細かくなり、何が行われているのか客観的にイメージし難くなっていたと思います。

シリーズも6作目まで来ると、過去作との比較中心のレビューになってしまいますが、相変わらず全体的には完成度の高い作品です。多少の荒は目につくものの、シリーズのファンは納得の出来映えと言えます。

3作目「X3 TOKYO DRIFT」は番外編的な位置付けですが、今作のラストシーンを見ると、はやはり必要不可欠な作品だったのかも!?と思えてきました。これからどう展開していくのか、ますます目が離せなくなってきました。楽しみです。
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