鍋レモン

ワイルド・スピード EURO MISSIONの鍋レモンのレビュー・感想・評価

4.2
⚪概要とあらすじ
人気カーアクション「ワイルド・スピード」シリーズ第6作。リオの犯罪王から大金を強奪し、逃亡生活を送っていたドミニクの前に、FBI特別捜査官ホブスが現れ、高度な運転技術を用いて世界各国で犯罪を繰り返す巨大組織を壊滅させるため、ドミニクとそのチームに協力を要請。ドミニクは、死んだはずの元恋人レティが、その組織を率いる元エリート軍人のショウに協力していると聞かされ、その真偽を確かめるためにもホブスの依頼を引き受ける。相棒のブライアンら仲間のドライバーたちを招集し、ショウ一味を追跡するドミニクだったが……。監督は、シリーズ第3作からメガホンをとっているジャスティン・リン。

⚪キャッチコピーとセリフ
“ファイナルステージはー欧州”

「ベビーオイルを隠せ!」

⚪感想
ワイルドスピード6作目。

2回目の鑑賞。
ハマってTSUTAYAレンタルで一気に観たからかなり忘れているところがあった。

カーアクションは変わらず最高。
基本死んでるだろアクションなんだけどワイルドスピードは許される。
個人的に車を跳ね飛ばせる特殊なオーウェンの車のシーンはいつものカーアクションと一味違うし、戦車は桁違いだった。

ドウェイン・ジョンソンやジーナ・カラーノがいるからか肉体アクションも増えた気が。
ローマンとハンがそんなに強くないのが絶妙なバランスでツボに入った。

スタジアック捜査官ここにも出たのか。なんだかんだいい人で割と好き。

ローマンのジョークとボケが豊富。
ホブスとのやり取りが全部面白い。

ホブスを演じるドウェイン・ジョンソンのアドリブに吹き出すテズのシーンが何度見ても最高。



⚪以下ネタバレ



冒頭の事件を犯して捕まった犯人が後ろ姿で一瞬ドミニクに見えたり、オーウェンが「一緒に来るか」と声をかけた人物がレティに思わせてヒックス捜査官がスパイでついて行くという驚き。

前作の金庫強奪からのそれぞれの暮らしぶりが分かるシーンが良かった。
テズの斬新なお金ばら撒きやローマンの自家用ジェットで女性を侍らせたり、ハンとジゼルが中国でイチャイチャしたり。銃を向けられた際ののハンとジゼルの銃のむけ方が最高すぎる。

ミアの出産、レティの生存・記憶喪失、ホブスと協力、ジゼルの死、オーウェンとの戦い、そしてラストのハンの死とオーウェンの兄デッカードの登場。

6作目を見て思うのはエレナが可哀想。ドミニクの彼女ポジションだったのにレティ生存で、ラストはサラッと別れを告げるわけで。冒頭で写真を見て戸惑うドミニクに対して足を動かせたのもエレナだけど。
この後に8作目を見ると本当しんどい。エレナを生き返してとは思はないけどもうちょい大切にして欲しかった。

現実的には無理だけど高速道路でドミニクがレティを救出するシーンが最高だった。スーパーマンかな。

⚪以下ストーリー(Wikipediaから引用)
ドミニク・トレットは元警察官である新たな恋人エレナ・ネベスと、ブライアン・オコナーは妻ミアとの間に生まれた息子ジャックと共に、山分けした大金で手に入れた自由で静かな生活を送っていた。

そんなある日、モスクワにて軍隊が襲撃され、何億円もの価値をもつチップを奪われる事件が発生する。元英国特殊部隊のオーウェン・ショウ率いるヨーロッパを拠点に大きな犯行を繰り返す国際的犯罪組織が関わっており、かねてより組織を追跡していたアメリカ外交保安部(DSS)捜査官ルーク・ホブスは、組織壊滅の協力を要請するためドミニクを訪ねる。協力を渋るドミニクだったがホブスに手渡された捜査資料には死んだはずのかつての恋人であるレティ・オルティスの写真があった。ドミニクは真相を確かめるために、自分らのこれまでの罪を帳消しにする事を条件に協力を了承。ブライアンらファミリーを再び招集し、イギリスを拠点に活動を始める。

程なくロンドンにてショウ一味のアジトを突き止めたインターポールが逮捕に踏み切るが、その動きを事前に察知していたショウはアジトを爆破して逃走。すぐさま追跡を開始するドミニクたちだったが、組織によるハイテク機械、さらには見たこともない改造車に翻弄されあえなく取り逃がしてしまう。追跡のさなか、ドミニクは組織のものと思しき一台の車と遭遇。そのテクニックから運転手はレティであると察したドミニクは、激しいカーチェイスの末追い詰める。自分の名前を呼ぶドミニクに対しレティは躊躇なく発砲、ドミニクが負傷した隙に逃亡してしまう。

また、情報収集を続ける中で、かつての敵であるアルトゥーロ・ブラガとの繋がりが明らかになる。ブラガに近づくため、ブライアンは囚人としてアメリカに戻りブラガが収監されている刑務所に入る。ブラガとその手下達に襲撃されるブライアンだったが、反撃してブラガから情報を引き出す事に成功した。ロンドンに残っていたホブスやドミニク達は監視カメラ映像や車の製造者からショウに近づける情報を分析。ショウに特殊なレース・カーを売った男を突き止め、ジゼルら4人が向かうが、レティを含むショウの部下が襲撃してくる。4人は反撃し追跡するがレティと男1人を逃がしてしまう。レティはアジトへと戻り、同行した2人が死んだ事を告げてもショウは「ミスをして残念だな」と言うだけで仲間の死を悼みはしない。「私が死んでも同じなの?」と怒るレティに「君は別だ。記憶を失っている分、君はピュアだ」と応えるショウ。レティは記憶喪失になり、ショウに利用されていたのだった。

ショウの目的は盗んだ軍事部品を集め「ナイトシェード」と呼ばれる軍の通信網を24時間遮断する特殊装置を作り上げることであった。彼らの目的を阻止すべく、合流したファミリーは最後の部品があるスペインのNATO基地へと向かう。軍隊は輸送隊に別の保管場所の移動を命じるもショウ一味に襲撃される。ショウは輸送トラックに積み込んでいた戦車を解き放ち、ハイウェイで戦闘を繰り広げる。ドミニクらの活躍によりレティを取り戻しショウ一味を拘束したものの、予め手を打っていたショウはミアを人質にとり、引き換えに自身の解放と最後の部品の受け渡しを要求する。

ミアの救出と軍事部品の奪還を果たすべくショウを追うファミリーだったが、ショウは輸送機で逃亡を図る。ローマン、ホブスらが運転する車をワイヤーで輸送機のフラップと繋ぎ、足止めをする間にドミニクとブライアンが機内に乗り込む。格闘の末、ショウを倒しドミニクらが脱出した直後機体は炎上。こうしてジゼルの犠牲と引き換えに軍事部品を取り戻しミッションを果たしたファミリーは全ての犯罪歴を抹消、ドミニクはホブスに要求した元のロサンゼルスの自宅へ戻るのだった。

ミッドクレジット。東京でハンはカーチェイス中に、何者かが車で突っ込み横転し爆発する。何者かは電話で「俺を知らないだろうが、やがて知る」と話す。

⚪鑑賞
TSUTAYAレンタルで鑑賞。(170523)
午後のロードショーで鑑賞。(230524)
鍋レモン

鍋レモン