離婚を前提に別居しているが、親友として仲のいいジェシーとセレステが主人公です。しかし夫ジェシーに別の女性が現れ、いざ離婚へ・・・となると妻セレステは・・・。
最初は「親友のような夫婦」という設定に嫌な予感がしていたのですが、主人公2人の気持ちが上手く描かれた作品でした。
素直になれない、ジェシーの嫌がることをする、他の男性とデートする、ますます落ち込むセレステ。
私はセレステに感情移入しながら観ていて、胸が切なくなりました。
誰に感情移入するか、あるいは出来ないかで評価がかなり変わりそうです。
"自分からフッておきながら相手に未練がある、相手にまだ優しさがある、でも・・” そんな経験をしたことがある人には超お勧めです。
傷心のセレステに対し、友人・同僚だけでなく出会った人達が優しかったところもこの映画の魅力だと思います。