マッシモ

ポゼッションのマッシモのネタバレレビュー・内容・結末

ポゼッション(2012年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

10歳前後の女の子が悪魔に取り憑かれる。由緒正しき、エクソシストモノ。

【キャスト】
クライド:ジェフリー・ディーン・モーガン
エミリー:ナターシャ・カリス
ハンナ:マディソン・ダヴェンポート

ステファニー:キーラ・セジウィック

監督は、オーレ・ボールネダル氏。

【ストーリー】
妻と離婚したクライドは、週末だけ二人の娘を迎えに来ては自分の家で過ごしていた。ある時、引っ越したばかりで家具やお皿などが揃っていないと長女のハンナに指摘されガレージセールで細々したものを揃えに出掛けたのだが、そこで次女のエミリーが古めかしい木箱を見つけ、買ってくれとせがんでくる。大した値段でも無いのでついでに買い与えるクライドだが、その日からエミリーの様子は変わってしまう…。

【総評】
エクソシスト役はいるもののほぼお父さんが頑張る話。自分で聖書持って接近禁止令を言い渡された娘に特攻するのは冷静に考えると凄く凄くヤバい奴になったしまう。

何かと話を引っ掻き回す元嫁と嫁の今彼の存在がかなりうざったい。今彼の歯を全部奪い取ったシーンだけは悪魔を褒め称えたい。

【あとがき】
怖い話、界隈では有名な西浦和也(にしうらわ)さんの話に、死なないブレスレットという怪談があるが、それを思い出す(類似した)状況だと思った。箱はただ渡されるんじゃなくてクライドが対価を支払ってエミリーにプレゼントしていると言う点が話の開始になっており、悪魔との契約の引継ぎが綺麗に履行されてしまっているなと、考えた次第。
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