てくのすけ

ポゼッションのてくのすけのレビュー・感想・評価

ポゼッション(2012年製作の映画)
3.5
箱に取り憑かれた少女を描くサム・ライミ制作の実話系ホラー。え、箱?とか思ったけどこれは面白い。特に箱の謎が判明してからの終盤はスリルが加速。憑かれる少女役の子も熱演ですが、この手のホラーには珍しい体育会系の父ちゃんによる家族再生の物語としてもイイ。

ガラス瓶ごしの歪んだ顔とか、風の表現とか、ちょっとした映像にセンスを感じます。取り憑かれた人をMRIで撮るってのも斬新。あと夫婦の関係修復を何気ない冷蔵庫のシーンで繋げて表現してるのがとても良いです。ラストの切れ味も鮮やか。
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