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アンストッパブルのぉゅのレビュー・感想・評価

アンストッパブル(2010年製作の映画)
3.9
2024年 鑑賞 24-61-18 [4-15]
NHK BS にて
「マイ・ボディガード」「デジャヴ」等のトニー・スコット監督 × デンゼル・ワシントンさん主演による、2001年にオハイオ州で発生したCSX8888号暴走事故を題材に、ペンシルベニア州の操車場で、旧式機関車に乗り込むベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントンさん)と新米車掌ウィル(クリス・パインさん)が、大量の化学物質とディーゼル燃料を積み込んだ最新鋭の貨物列車が無人のまま走り出してしまい、暴走を止めようとする姿を描いた作品。
トニー・スコット監督にとっての遺作にもなった作品。

ー 実在した暴走無人電車を止める作戦 ー
新人ウィルとベテランフランクと老人ホーム、デューイ(イーサン・サプリーさん)の怠慢やミスが重なり... とんでもない事態に... 、“777” は不幸の番号?、777とすれ違った際のスピードの速さ、あの電車の猛スピードとニュースの映像で事の重大さが見えてくる、ヘリコプターと電車の並走(好きなんだが言えない雰囲気とお金かかってそうと感じる)、スコット(ケヴィン・コリガンさん)の行動で777の脱線は回避できたが... 、フランクの長年の経験からくるものと彼のある決断、あの通信が悪いふりをするシーン 好きだぁ!、暴走を止める策の失敗と逆走で追いかけるフランク&ウィルの電車1206、「手で合図しろ」とあのふたつのサムズアップのシーン グッと来る、(私の心の声)「ウィーーーール!」、ウィルの帰還とフランクの助言、一度は減速させたが再び加速とウィルの閃きと「俺が行く」、大曲がりと爆発の回避とフランクの行動、ネッド(リュー・テンプルさん)運転の車とウィルの2度の勇敢な行動が暴走電車を止めた!、フランク&ウィルの絆の誕生を思わせる二人の行動とラストの会見の映像の良さともう終わるのかという残念な気持ち、EDも上がる!

フランク&ウィルの電車と無人暴走列車が交わる事がなかったために、どうなるんだろうか?という落ち着いた気持ちで観ていたが... 子どもたちを乗せた電車とすれ違ったシーンでどんどん心拍数が上がっていく、ニュース映像 → あの大炎上 → フランクたちの電車とのすれ違いと重ねハラハラが増す!そんな時のフランクの表情で救われる!だってデンゼル・ワシントンさんだもの!って、あの人の電車を止める策はことごとく... でしょうねって 最後はやっぱりフランクがっ!ってなるが、ウィルもネッドも持っていく展開!ウィルの人となりや性格が最初と最後じゃ180°ぐらい違うし、初対面なのに絆も自然に生まれていた!会見のシーンはジーンと来るものがあった これがトニー監督の遺作だと知って観るという事なんだと感じた作品だった。

「お言葉ですが 俺は鉄道で働いて28年 きっと止められます」
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