ネタバレ
チャーリー〝ファッキング”ブロンソンに笑
とにかく凶暴で手の施しようがなく長期拘留するしかないある英国囚人を誇大戯画化し、ブラックコメディ仕立てとした作品。
シリアスさや深刻味は全然なく、心地よい茶化し劇といった風であり視聴は苦にならない。
説得力有り過ぎの凶暴男を演じた主演男子、そして脚本と演出三位一体の勝利ですね。
ブロンソンの名はは別に本人が望んだわけではなく、ケンカファイターネームとして本人はチャールストン・ヘストンを希望していたが、プロモーターが弱そうな名前とケチをつけ(気の利いたセリフだったが忘れた)「チャーリー〝ファッキング”ブロンソン」と命名。そこにツボってつい吹きだしたしまったよ。笑
ギャグが巧みという他に女には暴力を振るわないというのも安心視聴の鍵。
ありゃ刑務官も大変だわと官側に同情する気分が大となっていたので、ブロンソンがボコられ血まみれのエンドも嫌悪感が残らず見終えられたという珍しいパターン。
ブラックビターなニヒル笑いに浸りたい時は悪くないかも。
3.6の四つ星
002011