LEE

スピード・エンジェルスのLEEのレビュー・感想・評価

スピード・エンジェルス(2011年製作の映画)
3.6
中々珍しい女性レーサーの映画
ベタではあるかもしれないが悪くはない作品だった



女性が主人公なので男を巡っての争いがストーリーの核になっていってしまってるんだけど、個人的には純粋に真摯なレース映画だったらもっと良くなったかもと思ったり
正直愛憎劇的なのはステレオタイプすぎるってのもあるし、単純に面白味が個人的に感じられない
あと見てて思ったのはあんまりキャラがたってないような気がした
主人公の妹?やメカニック関係の人、サノカなど取り敢えず必要だからキャラを配置しただけ感がどうしても強かったように思われた
でもタンウェイの可愛さを充分引き出せていたと思うし、全体的にみたらまとりもあるので及第点といったところ


そして見どころのカーアクションなんだけど正直微妙…
レースシーンでCGを多用するのは別に構わないんだけど、約10年前の映画とはいえいくらなんでもクオリティが低すぎ!
バレないように要所要所なら分かるんだけど堂々と酷いCGを使われるのでゲームのムービーを見ているようで楽しめなかった
そして冒頭に実は一箇所アクションがあり、それは中々面白い
アクション監督はジャッキー映画でお馴染みのニッキーリーなのでそれはそのはず
欲を言えばもうちょっと肉弾戦見たかったなぁ(カンフー習ってるシーンもあったし


良くも悪くも予想通りな一本
それにしてもセシリアチャンは相変わらず可愛いですね
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