これは実話って事なので、映画観る前に事件の概要を調べておいた方が、より映画を理解する事が出来ると思う。
この話はBGMがほぼ無いので淡々と進んでいくのだが、全て次男目線で進む為?
緊張感が半端ない。
昨日の友は今日の敵よろしく、いつ自分が標的になるか分からないという、しかし主犯は自分を助けてくれた恩人でもあるという究極のシチュエーションなのだ。
なんていうか、全てのシーンで透明なツタが体に巻き付いてキュッキュッとしめられていくような感覚だ。
殺られる前に加担しちまえ、みたいな。
自分がジョンとお揃いで坊主にした時にかなり抑揚をしたジェイミー←私見です、だったが、これはヤバくないか?…と思っていた所に弟がジョンとお揃いの坊主に…。
これは…積極的にやらなければ殺られる…
みたいな感じで終わるのだが、
まぁ胸糞悪いのだ。
でも自分を被害者にしてくれたヤツラを成敗してくれるジョンは、ある意味「救世主」なんだろうか…。
色々考えさせられる映画であった。