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スノータウンのmarecchoのネタバレレビュー・内容・結末

スノータウン(2011年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

Xの相互様に教えていただいたので、見てみました。
実際にあった事件の映画化なのかな?
あまり知識を入れないまま視聴。


主人公、ちょっと太った市川隼人さんか?
ていう感じ。
しょっぱなから、一家のお母さんが留守番を任せた男性による性的搾取タイム。
あー、まあこういうの、日本でもあるよなぁと思いながら見てたら、突然地味な志茂田景樹さんみたいな人が家に来て、お母さんに
「あんたの息子、ヤられてるわよ」的にチクリ。
母親、食事中にブチ切れて留守番を任せた男性(恋人だったらしい)を蹴りまくる蹴りまくる。

その後、また母親に新しい恋人ができるんだけど、こいつもまたやべぇ。
なんか同性愛とか幼児性愛者を許さないマンなんだけど、自分で勝手に取り締まるマンだし、制裁加えるマン。


ぼくがすごいなと思ったのは、この許さない制裁加えるマンを演じる俳優さん、目に曇りがなくて、自分の行いを正義と信じてる役に取り憑かれてるんじゃないかって。
曇りがない、キラキラとした瞳なのに、硝子玉みたいで怖かった。
日本で言うなら、『死刑にいたる病』の阿部サダヲさんみたい。

拷問シーンについては、はっきり言いますが大した事ないです。


あと、いつも思うんだけど、映画(特に海外)に出てくるご飯って美味しくなさそうだよね…
何でなんだろう?
そこが目を引くと良くないからなんだろうけど、ぼくはまずそうな食事なのが気になってしまう。
ジブリ(アニメだから比較したらダメかもしれないけど)を見習ってほしい。
料理おいしそうだけど、作品の評価はそこに左右されてないっしょ。
つかこの作品、パスタ食いすぎなのが気になりました。

まあそんなしょーもない感想はさておいて。
この手の話って田舎あるあるというか
日本のめちゃ田舎でもありそうな気がする。
実際、日本でも幼児性愛が絡む犯罪は聞くしね。
真剣に向き合って考えたら、なにが正義なのかわからなくなりそうだなと。

結論、考え方が凝り固まった人間は怖いかもしれない。
正義も悪も、人間それぞれの視点で変わるからね。
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