低予算POVホラー
仲間たちと山奥へキャンプに行ったらクマ(…着ぐるみ感丸出し)みたいな変な生き物目撃しちゃった!と思ったらあれよあれよといつの間にか色々襲い掛かってきて大パニックになってただ走り回って逃げるだけの映画!
それだけ聞くと退屈そうですが、終盤にかけての怒涛の展開には一気に引き込まれた。
手ブレや光の点滅は激しいし、被写体もハッキリ見えない。どういう状況かもよく分からない。だけど走るのを止めたら死ぬ!そんな緊迫感だけで突っ走る。
伏線回収?謎解き?そんなもん知るかボケ!と言わんばかりの力技。ゴリ押しで異常なハイテンションのままエンディング。その潔さには恐れ入った。
POVホラーでは当たりの部類。でも合わない人にはとことん合わないと思われる。