だいふく

ハウスメイドのだいふくのレビュー・感想・評価

ハウスメイド(2010年製作の映画)
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上流階級の邸宅で働くメイドが一家の主人と関係を持ってしまう韓国あるある泥沼映画。めちゃくちゃ面白い訳では無いけど、ゴシップ的な品性の無さでご飯3杯いける。

女を『女にする』のは男であり、『女になった』事を証明するのも男である、という言葉があるが、気立ての良い素直だったメイドのパーソナリティが、権力者に気に入られた途端ガラッと変わるのが印象的だった。

女が変わる時、それは子を宿した責任からなのか、男の寵愛を受けた自信からなのか。兎にも角にもこうして品位を上げ成り上がっていくのは、代々血脈受け継がれていく女としてのサガなのかもしれない。

終わり方はちょっと安っぽさを感じてしまった。
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