habakari

エンド・オブ・ホワイトハウスのhabakariのレビュー・感想・評価

3.5
まず冒頭の背景説明が見事。テレビを消すという動作、生返事、イヤリング/ネックレス/アイスクリームの”which one”で時間と場所をスムーズに繋ぐ。『プライベート・ライアン』あるいは絶好調時のトニー・スコットばりに物量と編集で押し切るホワイトハウス攻略戦は見事と言わざるを得ないし、その後ゲリラ的な奪還作戦に趣向を変えるのも良い。後半ややアイディアが不足している感もあるが…
ちょくちょく入る愁嘆場はチープだが、事務的に処理していくので許容範囲内。大統領の子供を文字通り小道具として捌く潔さも、アメリカ第一主義の脳筋ぶりもフークアらしいところ。
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