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メイジーの瞳のMakのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
4.0
親ガチャではなく、正確には愛情ガチャ。

本当の親は愛してると言葉では伝えるけど行動が伴っておらず、言葉では言わないが行動で示してくれているリンカーンとマーゴとの対照的な描写が印象的だった。


親は親なりの悩みがあるのだろうけど、子どもはそれを受け入れるしかない。
親ガチャという言葉があるけどそれはとっても薄っぺらい言葉だと思った。外面しか見えてない人が言うこと。

ずっと子どもの目線で話が進んでいくので、不屈な状況も幸せな時間もその場を受け入れていくしかなくてすごく切ない気持ちになる。
親の都合で子どもを振り回してしまうのはどうしようも無いことことだけど、子どもの頃に経験したことがその人を作ると思うし、大切にしてくれる人と一緒にいたいよね。

言葉じゃなくて行動。
子もひとりの立派な人間。


以上。
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