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メイジーの瞳のsiのレビュー・感想・評価

メイジーの瞳(2012年製作の映画)
3.4
アレクサンダースカルスガルドと主人公の女の子の尊いバックステージフォトを見たのがこの映画を知ったきっかけだった。

なので正直彼目当てで見たところがあるが、この映画の面白いところはあくまで「メイジーの瞳」という邦題のようにメイジーという主人公の女の子の視点でしか描かれないので、
大人たちの関係性が急に「えっ、なんか別れてる?」「えっなんか急にキスしてる?」みたいな展開になる珍しく邦題がしっくりくる内容だということ。

メイジーは可哀想な環境にいる女の子だけど、本当のお母さんもお父さんも憎むことが出来ない幼い子供らしい視点で、彼らは醜くは描かれない。自分勝手な大人たちでも彼女にとっては愛すべきお父さんお母さん。
そして彼女を取り巻く大人たちの環境がコロコロ変わっていく。
でも、あくまで彼女の世界はキラキラしていて希望がある。
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