なんだこの映画(笑)
「明治維新のころにタイムスリップしてみたい」と思うことがあるんですけど、長居はごめんですね。ウディ・アレンも映画の中で言ってますが、ワクチンやアスピリンもない。。麻酔もない時代で何か発症したら…と想像しただけで、無い虫歯が痛くなってくる(笑)
というわけで、女性の“ヒステリー”が病気だと思われていて、それの治療にはオーガズムが大事だと…それを男性医師が手で…今じゃあり得ないですが(笑)他の映画でも「ペニス肘」になったおばあちゃんがいましたが(『やわらかい手』)、はてさて。
コメディなのか真面目に女性の権利向上を謳ってるのか、いまいちテイストが掴めない。実話に基いてるというのが足枷になったか?「女性の不満から来るヒステリーは、地位の低さが原因だ」と言いたかったのは分かりますが、今にも煙の出そうな“初代電動マッサージ機”の安全性が気になって…(笑)全体的にメリハリのなさがちょっと。テーマとしては面白いですが。