ダイエット映画特集12
「人生を変える映画」は数あれど、ここまでソフトなタッチなのに、見ていて居ても立っても居られなくなるような作品は初めてだった。
ダイエット映画ファンとしては『スーパーサイズ・ミー』『あまくない砂糖の話』と並べて、新三大食事制限促進映画である事を声高に叫びたい。
内容は、とにかく菜食の素晴らしさをアピールされ、動物から栄養を摂取することの恐ろしさを植えつけられる、スーパー菜食プロパガンダ映画です。
ネットでは「これ見て菜食主義になりました」という意見が散見され、ジャケットのシールにもジェームズ・キャメロン監督がこの作品でベジタリアンになったという惹句も書かれております。
「真性デブの俺には効かねえぞ」ばりのテンションで見ましたが、途中から今までの食生活を振り返り身体がウズウズと居心地が悪くなり、すぐにでも野菜を摂りたくなってきます。
これはめっちゃ効くゥーーー!!!!
明日から、家での食事は菜食にします。
デブ映画では、デブの醜い現状を突きつけることでダイエットのモチベーションを高める作用がありますが、今回は「お前死ぬぞ」と突きつけられます。
これはさすがに20代の僕でもゾッとしました。
そういう意味では、三大食事制限映画の中でも最強烈の一本。
絶対に見て損はない作品です。