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闇の帝王DON ベルリン強奪作戦のIdeonのレビュー・感想・評価

3.5
 ベルリンの旧紙幣原板を狙うドン。旧敵を仲間に引き入れ、ドイツに乗り込むが、インド警察の美人捜査官ロマも、その後を追う…というお話。
 インドの大スターシャー・ルク・カーンが暗黒街の帝王ドンを演じるアクション映画。ヒンドゥ映画は女優さんは文句なしに美形揃いなのだが、男優さんは日本人の感覚から言うと、やや、アクが強い面構えの方々が多い。この作品の主役のシャー様も、悪霊に取り憑かれた織田裕二といった風体である。ストーリーはルパン3世がミッションインポッシブルをやってる感じだ。3時間近い長編だが、主人公の人となりや心情を歌と踊りで表現するなど、飽きない作りになっている。スピーディーな場面転換や舞台をさっさとテロップで説明するなど、これらは最近の日本のドラマでも見かけることが多い表現だ。VIVANTなどにも影響が見られると思う。
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