スガル

善意の向こう側のスガルのネタバレレビュー・内容・結末

善意の向こう側(2010年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

これで終わり?って終わり方で主題がわからない。
もしかしたらかなりのメッセージが散りばめられてたのかも。

この監督さんの「おとなの恋には嘘がある」がすごくよかったので観てみましたが。
でも価値ある映画かなあとは思いました。
監督さんの実体験や人間観察などが表現されてるのかも。人々の生活の内側や感じ方ってこういうものなんだってことなど。
派手で大きなできごとをもってこないところがすごいような。

レベッカホールさんがすごくよかったです。

ホームレスにお札を渡すことやボランティアに行こうとしたこと、花瓶?をわざわざ返しにいったことって結局はありがた迷惑であったようで、映画では強調されてるわけでもなくサラッとした描写だった。
批判的に意地悪く映すってこともできただろうけどしない感じ。上から目線で諭す姿勢をしないことがすごいといえるのかな。
understandって言葉は「下に立って」理解すると聞いたことがあるけどまさにそういうのかな。上から目線で答えを教えてくれる映画とはまた違った意味でよかったといえるかも。

家の雰囲気とかよかったです。俳優さんもみんなよかった。映画の世界に入り込めて観れました。
スガル

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