シャルロッテ

善意の向こう側のシャルロッテのレビュー・感想・評価

善意の向こう側(2010年製作の映画)
4.0
上映時間は短めだが、もっと長いように感じた映画だった。
映画には非日常を求めることも楽しみのひとつであるが、この作品はリアリティがある。登場人物の心情がところどころに散りばめられ、悲しみも喜びも一緒に味わえた。
良心の呵責を感じるシーンが随所にあり、人の汚い面も見えるので、気分としては良いものではなかった。しかし、それが逆にこの映画の見どころではないかと思う。
メインキャストの家族の娘が個人的に好きだ。嬉しさや悲しさを体全体で表しているところが、ティーンエイジャーそのものだった。