このレビューはネタバレを含みます
チッ！気持ちわりーなぁ、ロリコンは病気だよ。と思う一作。
最初は娘が馬鹿過ぎてイラっとするけれど、彼女なりの防御反応なんだと思えば少しは落ち着く。
他のレイプ被害者の写真を観てやっと現実を直視するところで、やっと自分はオジサンに性的搾取された被害者なのだと傷つくところで、被害者だよ目を逸らさずちゃんと認めてよ！と思っていたはずなのに、いや騙されたままの方が良かったのか…？ってくらい可哀想になってしまう。
実際は心の何処かで騙されていたのだと気付いていながら見て見ぬ振りをしていたのだろうけど。
子供ってどうしようもなく馬鹿で愚かで世間を知らず人を知らず、騙しやすさで言ったら老人と同レベルなのに自己だけが肥大して謎の万能感まで備えた、むちゃくちゃ危うい世代だと思う。
ほんと～に神様がいるなら、なんで女児を早熟に作って男の性欲の目覚めをもっと遅くに作らなかったんだろうなぁ。
最後の親父の告白でグッときてしまった。親目線で観てしまう。
以前に自分の幼い娘をレイプした隣の家の男を射殺した男性の話を思い出してしまった。親としては相手を殺してやりたいくらいだろうなぁ。
犯人のロリコンのホームビデオ、妻と息子も居て社会的にしっかりしてそうな姿が心にもう一発食らわせる。
あぁ、社会的にも物理的にも死んで欲しい。
ただ邦題は昭和レベル。～罠に堕ちた美少女～って付ける事によって本編に出てくるロリおじみたいなのを釣りたかったのかな…。
画面造りや構成もイマイチだったので、逆にダメージが軽減されていたのは良かったのか勿体なかったのか…。
