3時間弱あるのに、なぜかずっと飽きない。
ストーリーの緩急とツッコミどころ満載のテンポ良い展開。
恋愛も友情も世の真理もごちゃ混ぜだが、許せてしまう。
胸ぐら掴まれる勢いで急に泣かせてくるのも、引き込まれる要因だと思う。
インドにおける教育の価値観と自殺率の相関は現実を突いているみたい。
親は誰もが子供にエンジニアを目指させたい、家庭の経済状況はさまざまあるなど、現実をやや誇張しつつもリアルな現状を描くことで、この作品のセリフの端々が刺さるインド人は多いんだと思う。
ポップだけど真理を突いていて、前を向けそうな気持ちがしてくる。
「成功を目指すんじゃない。優秀なら成功するんだよ。」
という言葉は刺さった。
