これは名作。
展開や結末は予想がつくが、その予想が裏切られないのが気持ちいい。
インドの工科大学の男子学生、ランチョー、ラージュ、ファルハーンの同室3人組を中心に話は展開していく。
ラージュは貧乏、自分が出世して家族を支えなければならない。ファルハーンは本当は動物写真家になりたいが、幼少期から「エンジニアになれ」と強いられ、親の期待を裏切れない。ランチョーは学問に心から邁進するが、人に言えない秘密を抱えている。
学生達は皆「他人に勝て」というプレッシャーと戦いながら勉学に励んでいて、他者からのプレッシャーに心を病んで自ら命を経ってしまう学生もいた。
でも、メイン3人はプレッシャーに打ち勝ち成長していく。
「自分に勝った」んだなと思うシーンは思わず目頭が熱くなる。
青春ムービーの金字塔だと思う。
