なびた

きっと、うまくいくのなびたのネタバレレビュー・内容・結末

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

インド人は陽気な人ばかりだと思っていたのだが、自殺率が高いと作中で述べられていて驚いた。確かにこの作品に出てくる難関大学の学生は親に進路を決められていたり、すごく貧乏だったり、それぞれに少なからずプレッシャーを抱えていて大変だと思った。それは誰かが悪いとかではなく、社会構造の問題だとも言われていて納得した。

重傷を負った親友ラージューを死なせないためにランチョーが楽しい嘘をついたり病室の雰囲気を盛り上げたりして、その結果ついにラージューが回復した場面は特に感動した。

親友ファルハーンとラージュー、恋人ピアが大学卒業後行方不明だったランチョーと再会できた上、ランチョーが小学校の先生兼著名な発明家になっていたことが分かったラストシーンは、自然と笑みが溢れるような爽やかな終わり方で良かった。
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