非の打ちどころがない完成度。これぞまさにインド映画の超大作。
インドのエリート理系大学を舞台に3人の学生が引き起こす珍騒動と、10年後の物語を同時進行で描くヒューマンコメディ。
もうこの作品、大好きだ。とても大好きだ。ここ数年で一番のヒットだ。
奇をてらうことなくシンプルなストーリーなのに…なんでこんなに笑えて、感動して、前向きな気持ちになれるんだろう。
オチだってほぼ予想できたのに、まんまと感動してしまいました。
友情を軸に生き方や恋愛、インドの教育問題にも一石を投じつつ…色んな要素があって3時間の長尺も飽きることなく観れました。
インド映画らしい踊りもしっかりあり。これがまた素敵な曲と素敵な歌詞で。
ランチョーみたいな友だちがほしいな。ちゃんと背中を押してくれる友だち。
個人的にはラージュー絡みの話に涙。そして彼の口角が上がる笑顔がツボでした。
誰かのために一生懸命になれるって素敵なことだな。
友だちを大切にしようと思える傑作です。
