いと

きっと、うまくいくのいとのレビュー・感想・評価

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)
4.0

※無駄に長いです

「Aal Izz Well」

初ボリウッド〜〜!
なんだこれ。めちゃくちゃよかったです!
期待値あげまくりでしたが、外れず。むしろ上回ってきたぞ。

友情、恋愛、家族、自殺、貧困、格差社会、学歴社会などなど、社会問題もきちんと描かれてた。
でも笑いあり涙ありで、3時間弱ととっても長いけど気にならない。
試験を受け取ってもらえなくてぐちゃぐちゃにしたところが一番好き!声出して笑いました!

この作品(というか出産シーン)を観て私が一番思ったのは、学歴が全てではないけど知識は大事ってこと。
そうなるとやっぱり勉強って大切で、それが一番わかりやすく表れるのが“学歴”なんだろうなぁ。

私は(自分で言うのもあれですが)高校はそこそこ優秀で、でも大学はいわゆるFランです。
高校名を言うと「すごいね!」と言われるのに、大学名を言っても知ってる人の方が少ないくらい。
別に大学生活もそれなりに充実してたし、この大学に入ったことに悔いはないですが……うーん、なんていえばいいんだろう。
学歴が全てではない。けど、確かに私自身、高校受験の時は死に物狂いで、自分でも「頑張った」と胸を張れるくらい勉強しました。
合格通知が来た時は泣いて喜んで母と抱き合って、担任の先生に報告したら握手を求められ、友達も誰も信じてくれなかったくらい、奇跡みたいな合格だったんです。
誰に聞かれても高校は堂々と答えられる。だってそれくらい頑張ったもん、勉強したもん、だからこの高校入れたんだもん!ってね。(入学後は常に底辺彷徨ってたのは言うまでもありません)
でも、それに比べて大学名はやっぱり少し言うのを躊躇ってしまう。だって、大学受験で大して努力してないもん、甘えたもん、その結果これだもん。って。
…あれ、何が言いたいんだろう(笑)

つまりですね、学歴は全てではない!けど、学歴ってわかりやすく努力の結果が表れるものだと思うの。
もちろん一概には言えないけどね!ただ私の場合はまさにそうですって話なんです。だから、私みたいな人がいるから、学歴社会ってなくならないんだろうなーって。あくまで、というかめちゃめちゃ持論ですけどね。

そして最後に生意気言うと。
学べる環境にいるってすっごい贅沢なこと。
親御さんや誰かに学費を出してもらってるなら尚更!私は三人兄弟の末っ子で、上二人も私も大学まで通わせてもらいました。
学費はもちろんだけど、学費だけじゃなくて「学校行っていいよ」と言ってくれるのはすごくありがたいことです。
4年になって気付くなんて、私もバカだなあ。もっときちんと通うんだった。学生は勉強が仕事っていうのはあながち嘘ではないよ。というかたぶん本当。今になって勉強したくなってる。ノートに青ペンで単語書き殴りたい。

なんか映画の感想と全然違う方向にいってしまった。もう強制終了します(笑)
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