メンターであるランチョーの闇や裏の部分がもっと描かれていれば、なお良かった気もする。破天荒で一直線なんだけど、うまくいくのは、知的や金銭的に恵まれてるからこそ。
きっとうまくいくっていうポリシーに至るには、通常それなりに挫折や悲しみの経緯があったりするはずで、そういう背景をもう少しちゃんと知りたい気もするかな。どんなに優秀だろうが、若い学生なら、もっと迷いの部分があるのが自然な気がして。
それにしても、面白かった。笑いながら泣くような展開の上手さはインドならでは?登場人物がみな快活で、素直で、観ているこちらを元気にさせてくれる。