ミサホ

ベルリンファイルのミサホのレビュー・感想・評価

ベルリンファイル(2013年製作の映画)
4.0
観たいリストに入れていた作品。ついに行きつけの中古DVDショップで見つけた!ありがとう。早速、観たよ。

なんか格好良い始まり方。
リュ・スンワン監督、こんな感じも作れるんか…すごい。でも本作は人物相関図いるね。予め見ておくと、より楽しめる。

…ってか、一回観て、すぐにもう一回再生して観た!難解だったけど、それくらい面白かった。

CIAにもMI6にもデータがない、北朝鮮工作員ジョンソン(ハ・ジョンウ)が金正日の隠し口座をめぐる巨大な陰謀に巻き込まれる!これはほとんど内輪揉めのお話です。

相変わらずかっこいいハ・ジョンウと、相変わらず味のあるリュ・スンボムの北同士のいざこざに世界が巻き込まれるのだ。国家情報院はもちろん、CIAにモサドまで駆り出される。

リュ・スンボム…いいねぇ。兄の作品に出る時は(も)イキイキしてて観てるこっちも楽しい。韓国の役者さんが北の人間演じる時って、何故か輝いて見える気がする…のは気のせいか。

国家情報院の一員として、ハ・ジョンウを追うのがハン・ソッキュ。やっぱり地味だな。韓国の俳優さんにすぐハマる私が唯一、ハマらないのがソッキュ。大学教授のような風貌に面白味がない。なんか普通。ごめんね。

そしてほとんど紅一点のチョン・ジヒョン。彼女、こんなに綺麗だったっけ?ハ・ジョンウの妻で、在独北朝鮮大使の通訳を演じる。ジョンウとは、最初は潜入のための偽装夫婦やったんかな。

とにかく切れ味抜群のアクションとスピード感、そして北朝鮮の当時の内情にも触れた(ギリセーフか)、スケールの大きい物語でした。

久しぶりに見たクァク ・ドウォン…やっぱり憎たらしかった〜♫
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