マーチ

デビルズ・フォレスト 悪魔の棲む森のマーチのレビュー・感想・評価

1.4
【省略レビュー】

『ソウ』シリーズの内、2〜4の監督を手掛けたことで御馴染みの(?)ダーレン・リン・バウズマン監督・脚本によるオカルトホラー映画。

ジャケットに惹かれてレンタルしたのですが、中身はジャケットより数段チープで、ひたすら狂っていく父親の姿を眺め続けるという苦行でした。最後の最後でようやくジャケットに写っていた“ジャージーデビル”が登場します。ジャージーデビルのビジュアルは、B級好きなら誰もがうっとりする最&高な仕上がりなのに、最後にちょろっと見せるだけでは全然物足りません。デビル登場までの過程がある程度楽しければ許容できますが、全く楽しくないし、「完璧主義なのか?」というほど自分の思い通りにいかないと片っ端からキレたりスネまくる父親を見ているこっちがイライラしてしまいました。確かにそこがキモでもあって、デビル登場後の父親の正しさがエンドロール後のオチに繋がっていく訳なのですが、それにしても長すぎる。どうせなら、早めにデビルを登場させて退治する展開に持ち込んだ方が幾分B級映画っぽくて良かったと思われるだけに、非常に残念な作品でした。もうひとふた捻り欲しかった作品です。


【p.s.】
忙しくてレビューをしっかり書く機会が無いので短めに今年観た作品のレビューを投稿しています。
暇があれば正式なレビューと入れ替えますが、きっとそんな瞬間は訪れないでしょう。
だって、私ですからね。
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