男として死ぬの作品情報・感想・評価

『男として死ぬ』に投稿された感想・評価

ポルトガルのリスボンに住む主人公はゲイでドラッグクイーン、年齢から人気も下降気味だ。
昔、男だった時代にできた息子は軍から逃亡中、恋人は息子のような年齢でクスリ中毒だ。
胸に入れたシリコンが破れ痛く…

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みなみ

みなみの感想・評価

4.0

ファスビンダー『13回の新月のある年に』と符号する映画であるが、徐々に乖離が広がっていく。絶望を纏うファスビンダーに対し、ジョアン・ペトロ・ロドリゲスは明らかに希望を見出したのは広々としたラストカッ…

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uyeda

uyedaの感想・評価

4.2
全きPassionの映画、ラストの長回しとI want to be pluralのファドで当然泣く。前半後半のコントラストがすごくて、思い出品掘り出す辺りの目線の優しさが超嬉しい
Taku

Takuの感想・評価

4.0

中年ドラッグクイーンである主人公。息子や恋人、他者との関係を描く旅の最中に見える、自身のアイデンティティの揺らぎと葛藤みたいなものが切ない。
淡々とした語り口で色々とやるせないのだが、だからこそあの…

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いち麦

いち麦の感想・評価

4.0

(ジョアン・ペドロ・ロドリゲス・レトロスベクティヴ) ドラァグクイーンを極めるトニアだが、生きている世界は何処か満たされていない。恋人の青年ロザリオからは母性を、息子のゼ・マリアからは父性を拒絶さ…

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ファスビンダー「13回目の〜」的内省のお話だと思いきや
フィジカルな外傷をともなって
不安定な恋人と息子をともなって
「わたし」を探す旅だと思った
natsumi

natsumiの感想・評価

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衰退の道を辿るドラァグクイーンのトニアと息子と同じくらいの歳の離れたヤク中彼氏ロザリオ。宗教深いトニアは元から自分のアイデンティティに後ろめたい気持ちでいたが、胸のインプラントが拒絶反応を起こしはじ…

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音、光、美術の繊維や粒子に至るまでの細やかな気配りが心地よいナイーヴな映画と思って浸っていると、後半タイトル通りの主題へスムーズに移行し、さっきの細やかさが一気に研ぎ澄まされて、彼岸を垣間見るような…

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nn

nnの感想・評価

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新文芸坐のオールナイト上映で鑑賞。

うつらうつらしながら、鮮やかで夢のようなスクリーンをみてた。
折り紙で、男性器から女性器への変貌を表すシーンが見事。

このレビューはネタバレを含みます

字幕で視聴。EUfilmdaysにて。
好き!!正直中盤はずっとしんどいし(若い彼氏・ロザリオがダメでクズすぎる)、基本暗いし楽しいシーン全然ないし(息子との確執とかクラブでの争いとかもうきっつい)…

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