みなみ

男として死ぬのみなみのレビュー・感想・評価

男として死ぬ(2009年製作の映画)
4.0
ファスビンダー『13回の新月のある年に』と符号する映画であるが、徐々に乖離が広がっていく。絶望を纏うファスビンダーに対し、ジョアン・ペトロ・ロドリゲスは明らかに希望を見出したのは広々としたラストカットからも明らかだ。色彩豊かな画面の中で確かに構図を捉えていく。森の中を進む横移動の撮影が気に入った。
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