アベン……ジャスティス・フォーエバー！
コメディ映画かと思ったら本物のヒーロー映画になっちゃった。すげえ面白かったんだが……めちゃくちゃ良いじゃんこの作品。
無敵の身体も超能力も超技術も無い、リアルな世界のヒーローの物語。何の力も持っていなかったけど、強い正義感だけは持ってた男の物語だ……。
同じテーマの作品は数多くあれど、この作品の世界観じゃなきゃ描けない「普通の人として生きるか、ヒーローとして生きるか？」という選択の時がしっかり描かれていて、紛うことなきヒーロー映画だよこれ……。
この作品、物語の原点がヒットガールじゃなくてキック・アス自身なのが一番の点なのよ。
ヴィランたちが集まる原因にもなってしまったけど、各地のヒーローたちをヒーローにしたのは確実にキック・アスなんだ。
非常に濃いヒーロー映画だった。リアルな世界でヒーローになろうとした、なんてことのない人々の物語。
結局1も2も面白くて、私この作品が観られてよかったです……。
