キック・アス ジャスティス・フォーエバーの酉革多郎のレビュー・感想・評価

前作と打って変わって内的で、少し陰鬱なストーリーの映画

前作で感じた醍醐味は、可憐な少女が罵詈雑言を浴びせながら犯罪者たちをぶっ飛ばす様というミスマッチさであったが、そこはかなり抑えめになった。クロエも少し大人になってそのコンセプトは厳しくなってる。

一方でヒーローとは何か、一般人がヒーローになることの大義とはなど非常にシリアスな悩みを描き出しているが、主人公が答えを見つけるに至るまでの展開がなんだか重い、前作の感覚で臨むと少し痛目に合うかも。