ひでG

愛のコリーダのひでGのレビュー・感想・評価

愛のコリーダ(1976年製作の映画)
3.3
何歳で見たのかは覚えていないが、公開年から計算ふると、18禁ギリギリかそこら。

性への関心も一番高い時期だか、公開当時から取り上げられていた話題作を観たい!という映画ファン欲求で見に行った記憶。

ただ、青っちょろい僕ちゃんに、大島渚が描こうとした性愛、エロスの世界が分かるはずもなく、また、シーン丸ごとぼかし何かもあり、よく内容を把握できずに終わった。

ただ、1シーンだけはっきり覚えている強烈な印象の場面がある。

吉藏が定と連れ立って【一人だったかな?】歩いていく反対側を軍隊の行進。
進んで行く軍隊の行進。エロスに溺れる男・・・

性愛の世界に溺れれば溺れるほど、世間からはどんどん離れていく。
性愛は、2人を社会から孤立、離脱?させていく。
そんなことを映像で表したのかなって、18の青い僕は感じてた。

まあ、それからの人生、吉藏のような経験はしなかったけど・・😙
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