人間嫌いの頑固爺さんが、亡くなった最愛の妻の代わりに合唱団のコンクールで熱唱･･･
う～ん、主人公の二人、テレンス・スタンプとヴァネッサ・レッドグレイブの名演あってこそ最後まで観れたものの、全てにおいて予定調和というか、感動モノのテンプレート感あり。
逆に、こんなお約束の展開でも、名優の力で最後まで見せきることができる証とも言えましょうか。
そのくらいベテラン二人は余裕の名演ですが、お話があまりにも凡庸でもったいない。
まあ私の場合、主役がこの二人じゃなきゃたぶん見てない映画ですが。
もう一人の主要キャストの音楽教師は最近ようやく顔を覚えたジェマ・アータートン。
出演作を何本も見てるのに、これまで顔も名前も覚えられなかった人なんですが、やっぱり地味というか、私にとってはどうも存在感が薄いようです。
そしてこの邦題は？
原題は“Song for Marion” （マリオンはヴァネッサの役名）。
アンコールなんてしてましたっけ？
それとも終盤は飽きてしまって、私がきちんと観てなかった？
皆さんかなり高評価なのでそこそこ手堅い選択をしたつもりだったんですが、またセレクトに失敗してしまったようです。
修行が足りませんね。
