戦後間もない頃に製作された日本映画。
監督は後に東京オリンピックを撮った市川崑。
内容はベタというか古典というか。
でも時代を考えるとこれが後のスタンダードになったのかなと思う恋愛もの。
今の時代にストーリーだけを見ると正直しんどい。
印象的だった部分としては
・とにかく画質が汚い。こんなにフィルムノイズが入ってる映画は初めて。何万回も再生したフィルムしか残ってなかったのかな?
・主演の男性が思いのほか歳がいっている。今ならもっと若い人を使うだろうなと感じた。ちなみに加山雄三の父親らしい。さすが男前。
・社交場?のようなシーンがあるが、あれが謎すぎる。1948年はロックもまだ全然誕生していないのでご立派な楽団みたいな人達が生演奏をしている。本当に日本にもこんな感じのお店があったのどろうか。もの凄い欧米憧れを感じた。
・家の窓から不審者が、、笑。SECOMの必要性を感じた。
・街並みの奥の方の建物は恐らく絵なのだが、白黒で不鮮明なフィルムだとそこまで気にならない笑