侍ゆう氏

FEAR X フィアー・エックスの侍ゆう氏のレビュー・感想・評価

FEAR X フィアー・エックス(2003年製作の映画)
2.5
「赤の真実」

N・W・レフン監督とジョン・タトゥーロによるミステリー映画
これはなんなんだ…終わり方も気味悪いし、後味悪い。オンリーゴッドなどにつぎ、赤の使い方が不気味で鬼才である。

昔に妻を殺されたハリーは絶望し、殺人現場であるスーパーの警備員をし、そこの監視ビデオをみては犯人を探すというのを生き甲斐にしていた。ある日、犯人と思われる写真を手に入れ彼は驚愕する…それは隣人であった。彼は家に侵入し、謎を解き明かすのだが、現実と悪夢の境目を彷徨う彼にそれができるのだろうか……

謎すぎる終わり方、赤の不気味さ、緊張感のない演出が後味の悪さを生み出してる元凶。今までのレフン作品の中で一番意味不明で謎めいた作品だと思う。あまりオススメはできない。

現実と悪夢の境目を歩くこと。赤色の真実を求めて彼は探し続ける……終わりはどこか
侍ゆう氏

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