原題『Bleeder』(1999)
監督・脚本 : ニコラス・ウィンディング・レフン
撮影 : モーテン・ソーボー
編集 : アンネ・オーステルード
音楽 : ピーター・ピーター
出演 : キム・ボドゥニア、マッツ・ミケルセン、他
コペンハーゲンの労働者階級の地区であるノレブロを舞台に、妻に妊娠を告げられ、不安からストレスを募らせていくレオと内気な映画マニアのビデオショップ店員レニーの恋を描いた、バイオレンスとロマンスの2軸のストーリー作品。
映画ファンの琴線に引っかかる箇所が随所に盛り込まれていて楽しめました。
ラストシーンは『ドライブ』の屈指の名シーンであるエレベーターシーンを想起させるライティングで、この演出を『ドライブ』で発展させたんだろうなぁと。