TS

サラゴサの写本のTSのレビュー・感想・評価

サラゴサの写本(1965年製作の映画)
3.0
短文感想 70点
凄まじく高評価の中申し訳ないスコア。悪い感じは全くなく、自分には少し早すぎたのかな、と思う作品でした。とあるフランス将校がサラゴサで豪華な写本を発見し、その写本の物語に入っていくというもの。しかし、今作の特徴的なところはその物語の中で更に違う物語の話に入っていくというところにあります。物語の多重構造であり、それぞれの話を把握するのには手間がかかります。夢か現か。我々の普段の生活も夢と現実の狭間にある様な気がします。音楽もよく、不思議と満足感を得られる作品ではあると思います。あまり響かなかったものの、いつか再挑戦してみたいクラシック作品でありました。
TS

TS