鼠

侵入者の鼠のネタバレレビュー・内容・結末

侵入者(1962年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

田舎町にやってきた「侵入者」のアダム。彼は「侵入者」呼ばわりする黒人10名の高校入学を受けてヘイトスピーチを撒き散らし、町中に黒人嫌悪の渦が広がっていく。

この時代にしては珍しい、黒人側に立ってる作品で、ネトウヨ的な性質を持つ人達ってのは万国共通なのがよく分かる。レイプのでっち上げとか、普段パッとしない奴が血気盛んなトコとか。アダムも雄弁だけど、実は相当な臆病者で、弱者(と思ってる存在)にしかオラつけないというのも強調されてたりね。人心掌握術は凄くて、そこはトランプ的。
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