ENDO

侵入者のENDOのレビュー・感想・評価

侵入者(1962年製作の映画)
4.0
カーク船長が出てきたから善人かと思いきや、すごい人種差別者。カリスマ扇動者として絶対悪とはならず、不倫したり高校生に手を出す自信家のクズ、その割に肝は小さくて驚く。実はただの粋がった若者で自分の広めた思想の暴走に為すすべがない。リンチと吊るし首の予兆。校庭の子どもの遊具であるブランコで起こる気持ち悪さ。暴力の歯車。村民達のヘラヘラした恍惚の表情、群衆心理はグロい。面目丸つぶれ。そして揺れる虚無。
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