ぴんじょん

恐怖と欲望のぴんじょんのレビュー・感想・評価

恐怖と欲望(1953年製作の映画)
3.0
ちゃんとキューブリックでした。

作品としての出来も良くなく、監督自身も自作リストに入れたくなかったほどの失敗作として評価していたようですね。

でも、ちゃんとキューブリックらしい作品になってるじゃないかと思いました。

戦争という極限状態の中で次第に狂気に陥っていく姿は、後の『フルメタルジャケット』に通ずるものがありました。

もしかしたら、この作品のリベンジのつもりで『フルメタルジャケット』作ったのかな。

まあ、ジェームズ・キャメロン監督にも『フライング・キラー』って作品があるんですから、それにくらべたら…。

2016/5/8 13:40
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