シネフィルmonk

恐怖と欲望のシネフィルmonkのレビュー・感想・評価

恐怖と欲望(1953年製作の映画)
3.6
スタンリー・キューブリック監督の長編処女作。完璧主義者のキューブリックがのちにこの映画を自ら封印したらしいが、敵陣に取り残され、不安と恐怖の極限に置かれた兵士の精神状態がよく描かれた寓話と思う。モノクロ60分ほどと見やすい。

次作の『非情の罠』と同様、キューブリック自ら監督・製作・撮影・編集を手掛け、ポール・マザースキーも役者として名を連ねてます。
シネフィルmonk

シネフィルmonk