つるみん

闇・光・闇のつるみんのレビュー・感想・評価

闇・光・闇(1989年製作の映画)
3.7
ヤン・シュヴァンクマイエル監督(一生名前覚えられないと思う笑)によるいつもの粘土ストップモーション。

相変わらず、この人は人間の身体というものに興味があるようで、本作はある一つの部屋に迷い込んだ右腕と左腕、それに目玉2つと蝶のように飛んできた耳が2つ。そこからどんどん体の部位が部屋に入ってきて、人間が完成されていくというただそれだけのお話になるのだが、これが凄い。

芸術性と変態性を兼ね備えたヤン・シュヴァンクマイエル監督だからこそ描けた、独特な一作。好き。
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