めんたいこ

魔の巣 Manosのめんたいこのレビュー・感想・評価

魔の巣 Manos(1966年製作の映画)
3.0
「超カルト映画」って自分で言うのはどうなんだ…と。いや、日本の配給会社が勝手に付けたのはわかってますが…
しかし、これは笑えるクソ映画なのでは。少なくとも私にはそうでした。
また、「manos」→「魔の巣」の邦題は天才かな?と思いました。

旅行に来た家族が、途中不思議な家に立ち寄って…という感じです。

はじめが辛い!!
基本的に映像、演出、役者が酷いので辛いのですが、BGMだけは聞いていられます。
が、絶望的にシーンと合ってないです!音量もデカい!!

コレ続くと見てられないな〜と映画半分ぐらいで半目だったのですが、「マスター」が出てきてからは面白シーンのオンパレード。
よく分からないキャットファイト、殺せと言いつつコネコネ、殺さず片手燃やす、往復ビンタ、ピンボケ状態での凝視…なんだ、何を見せられているんだ…幻術か?
ひたすらチュッチしてる物語に絡まないカップル、銃声を聞いても野生生物だと思う警官…理解を超えてきます。

結局、マスターはなんなのか、邪神?マノスは?生贄は?花嫁なんでそんないるの?など、謎は尽きないのですが、そんな事はどうでもいいのです。
マスターは偉大なのです。

という事で、マスターに絡むシーンは笑えました。
うん、時間を投げ捨てた感しかないです!!
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