大学生のグループが友人の葬式に向かう途中、孤立したネブラスカの町に立ち寄る。
そこで、火の玉を崇拝する鎌を持つ精神病の子供たちと闘うはめになる。
『チルドレン・オブ・ザ・コーン』シリーズの5作目。
いつまでこの映画を作り続けるのか。
あまり知られてないが無理矢理5作目まで行くあたり、売れてないのに頑張ってるバンドみたいな共感を感じる。
とはいえ、実際には予想していたほど悪くはありませんでした。
内容的には1作目に近く、主人公たちがたまたま邪悪な子供たちが集まる中西部の小さな町に迷い混むって感じですね。
というか1作目のリメイクに近いです。
とりあえず悪魔系に軸を戻した模様。
1作目のアイザック、IIのミカ、IIIのイーライ、IVのジョサイアと同様に、小さな男の子のエゼキエルが町の他の子供たちを操ります。
予算もグンと減って劇場映画にならず…。
だけど刺したり、削ったり、焼けたりと、痛々しいシーンはシリーズの中でも突出。
しかもヒロインのアリソン以外は死にまくり。
演技もかなり良く、田舎町の雰囲気は抜群です。
エゼキエルが男を殺して「トウモロコシ畑は私たちのものだ!」と言っている部分は狂気を感じる。
突っ込みどころ満載なオカルト?で面白かった。
個人的には前作より面白かった。
ちなみに、『13日の金曜日』のジェイソン役のケイン・ホッダーがカメオ出演しています。